今回は、サッカーダイジェスト[1982年9月号]およびイレブン[1982年10月号]の2誌より、第6回全日本少年サッカー大会の出場チーム紹介とよみうりランドでの全国大会を中心にご紹介します。第6回大会はサッカー少年013、サッカー少年021、サッカー少年037でも他の出典からご紹介しています。
第6回全日本少年サッカー大会
イレブン10月号~特別付録「集まれ!サッカー少年」
イレブン10月号には、よみうりランドでの全国大会を特集したB5版冊子、「集まれ!サッカー少年」が特別付録として付いていますので、順番は前後しますがまずはこちらからご紹介。表紙・裏表紙も含め全36ページに、よみうりランドでの熱戦がまとめられています。
なお、同年のイレブンには9月号にも同タイトルの特別付録がついており、そちらでは地方予選の模様と出場48チームの紹介がまとめられていました。9月号・10月号の両方にこれが付いたのはこの年だけ?な気がしますが、翌’83年には、サッカー少年044でご紹介したように「イレブン増刊 少年サッカー」が創刊されますので、恐らく’82年のこの特別付録は「イレブン増刊 少年サッカー」の原形と言えるものなのではないでしょうか?
じつはなんと、入手困難な超レア誌としてご紹介した「イレブン増刊 少年サッカー」の創刊号を入手することに成功しました!いずれご紹介できると思います。
そんなわけでこちらの特別付録もかなりレアな冊子となっていますので、資料として全頁を掲載しています。
画像1枚あたり8~9MBとかなり重いのでモバイル環境での閲覧はオススメしません。その代わり、かなり拡大して見ることができるよう縮小をかけていません。この頃の冊子としてはかなり印刷もきれいなので、できれば大きい画面にいっぱいに拡大して、少年たちの熱戦と、当時の少年サッカーを取り巻く雰囲気のようなものを感じ取っていただければ幸いです。
イレブン本誌より
特別付録ではなく本誌の方にも、カラー見開き2ページが掲載されています。
右半分は決勝の模様、左半分は優勝チームからゴールを決めた2選手を取り上げて「チビッ子日本一のゴールを決めた小さなヒーロー」と題して紹介しています。いずれもその後プロサッカー選手として活躍した二人です。
サッカーダイジェスト9月号より~出場48チーム紹介
時は遡り、サッカーダイジェスト9月号から、よみうりランドへ駒を進めた全国48チームの紹介です。
10ページの掲載で、最初の3ページのみフルカラーとなっています。
カラーページのみページ全体とピックアップした写真を個別にご紹介し、白黒ページはページ全体のみを掲載しています。
おまけ
第4回全国子供ミニサッカー大会
イレブン10月号から。台風10号の影響で降った大雨の中でも試合を実施しちゃうっていうのはすごいですね。
コメント
ここは誰もが賛美・恋慕する至極の「美のサンクチュアリ」ですが、今や少年サッカーを中心に諸種の少年スポーツを比較・研究し、少年とスポーツの本質を客観的・普遍的に把握しようと学習・研究し、あるいは表現する人々にとっても、かけがえのない唯一無二の「サンクチュアリ」になりました。
「イレブン増刊 少年サッカー」の創刊号入手との特報に心躍る思いがします!
本当におめでとうございます!!
SORAさまのご尽力によって、ただサッカー少年をはじめとするスポーツ少年が魅せる美を仰ぎ見ることができるばかりでなく、当時の様子をリアルタイムに体感できる貴重な場であるのと同時に各種学習・研究・表現の素材をも広く世の中に提供してくださるカルチュラルコミュニティーとしての公益的な価値が高いミュージアムとして幅広い人々から愛されているのがこちらだと思っています。
差し出がましいことを申し上げますが、もし、お手元に愛蔵や鑑賞のためではなく、ただの古書や古雑誌として「結局は廃棄するだけだ」という方がおられましたら、是非ともSORAさまへ寄贈していただければと思います。
また、スポーツ用品店などで昔の少年サッカー系ポスターなどがあり、今では埋もれたままになっていて結局廃棄するだけのものがありましたら、同じくSORAさまへ寄贈していただければと思います。
どうかこの「至極の美のサンクチュアリ」が末永く輝きを放ち続けてくださいますように。
SORAさま、いつも素敵な美と感動をありがとうございます!