サッカー少年040

今回は、サッカーイレブン[1981年9月号]および[〃10月号]より、第5回全日本少年サッカー大会の地方予選と全国大会の特集をご紹介します。9月号には、本大会に向けた特別付録「集まれ!サッカー少年」が付いていますので手始めにそちらから。

9月号特別付録「集まれ!サッカー少年」

特別付録「集まれ!サッカー少年」表紙。本誌より小さめのB5版冊子。内容は全て白黒です。

扉ページ全体

出場全48チーム紹介

さすがの特別付録。1ページにつき2チームという贅沢なレイアウトで各チームのプロフィールが詳細に紹介されています。ここまでしっかりした紹介は他誌にはまずありません。

地区大会決勝の模様~9月号本誌より

ここからは付録ではなく9月号本誌から。本誌には、各地区大会の模様を白黒6pで特集しています。
東京・埼玉・神奈川・山梨・茨城・三重・大阪・広島の予選大会決勝が紹介されています。
マガジン誌の同様の特集は、何というか「サッカー界の未来のために少年世代の活躍もきちんと掲載しよう」みたいな感じを受ける一方、イレブン誌の紙面からは「ほら!チビッ子たちがめっちゃがんばってんの!すごくない?!見て見て!!」みたいなノリが感じられてそれはそれで微笑ましいです(個人的な印象です笑)。

東京大会

埼玉大会

 

 

神奈川大会

山梨大会


茨城大会


三重大会


大阪大会

広島大会

全国大会~10月号より

10月号では全国大会の模様がカラー見開き2p+白黒4pにて特集されています。
古い雑誌なので色調は見づらいですが、白黒印刷はなかなかきれいです。

ベスト8チーム集合写真

ラスト2ページは見開きのページごとご覧ください。

おまけ~少年サッカーの広場

こんなコラムがありました。

おまけ2~1981年のカラー広告

コメント

  1. Majestic 12 より:

    「キレイ・カワイイ・カッコいい」の三拍子そろった美しさをすべて兼ね備えた至極の美的存在が、その魅力をこれでもかと魅せつけてくれています!
    本当に美しすぎます!

    貴重な広告の数々にもそうした素敵な美しさが際立っていますよね。

    まさに「美のサンクチュアリ」を飾る至極の作品群です!

    当時はまだプロスポーツの王道が野球の時代で、少年野球が甲子園へ、そこからプロの球団へというサクセスストーリーしか描きにくかった時代に、サッカーをメジャーでポピュラーな野球と同じくスポーツ文化として定着させ、発達させようと努力を積み重ねてきた先人の想いが伝わってきます。
    SORAさまのお取り組みは、そうした貴重な文化史を巡る「時の旅」ともいえるかもしれません。

    ご覧の方の中に、もう破棄してしまうくらいにしかお考えのない昔の少年サッカー誌や古書をお持ちの方は、ぜひSORAさまへ寄贈していただきたいものです。
    そうすればこのようにアーカイブスとなってみんなでその貴重な美や感動を共有できるようになります。

    いつも素敵な美と感動をありがとうございます!

    • SORA より:

      >Majestic 12 さま
      ありがとうございます☆
      ここに写っている可愛くて元気な少年たちも、今では50歳以上の立派なおじさまとなって社会を支えていらっしゃることだと思いますが、写真の中ではやっぱり仰る通り「キレイ・カワイイ・カッコいい」少年たちのまま。
      このまま誰の目にも触れぬまま忘れ去られてしまうにはもったいない貴重な文化的アーカイブだと思っています。

      ’81年当時はまだ日本にはプロリーグも存在せず、古河・日立・三菱といった企業アマチームしかなかった時代ですが、ここに写っている少年たちの中には、やがてJリーグの発足に尽力したような人材もいるかもしれませんね。

      これからも未入手の貴重な雑誌が入手できそうであれば入手していきたいと思っています(その前に今ある大量の雑誌をさっさとデータ化しないといけませんが…笑)
      お気に召した写真や特集がありましたら、ご無理のない範囲でまたご感想いただけますと大変励みになります。

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